料理リレーをご存知ですか?
料理家の脇雅世さんが発起人となって、料理を生業とする人たちが、お家で簡単に作れそうなレシピを紹介しながら、SNS上で次々とバトンを渡して行くというもの。
光栄なことに、なんと私のところにまでそのバトンが回ってきました。
お店のインスタグラムとフェイスブックにアップした内容ですが、せっかくなのでブログにも載せておきます。
ちょっと長いですが、もし、気が向いたら見てみて下さいね。
簡単なスープのレシピです。
たくさんの料理家さんが、材料少なめ簡単で美味しいレシピを公開しています。
見られる環境があれば、是非のぞいてみてください。
以下、インスタグラムとフェイスブックからの転載です。
料理研究家 脇雅世 @masayowaki さんが発起人となってスタートした「簡単に家庭でできる料理リレー」のバトンが、なんとはるばる私のところにまでやってきました。
バトンを渡してくれたのは、長柄町で素敵なパンとお菓子と喫茶室「verve」を営む外山忍 @verve______. さん。ものすごく豊かな感性と料理への情熱をもった素敵な女性です。彼女のパンやお菓子は心まで満たしてくれる珠玉のものばかり。本当に素敵です。
光栄&恐縮。うれしはずかしです。
「簡単に家庭でできる」は私の専門とするところですので、勇気をもってわたくしも投稿を。
ご紹介するのは、一晩包んで何食にも展開するスープです。
我が家には、8才と2才のこどもがいて、小学校は休校、保育所は登所自粛しています。(お店は営業自粛中)
それぞれ、心と体に刺激を受けてぐんぐ成長する時期です。ステイホームは仕方ないとしても、なるべく一緒に遊んであげたいし、勉強もみてあげたい。でも、そんなことしてると時間はあっという間です。しかも、特に2才はお腹が空いたらもう全然待てません。
そこでスープです。
その時々、家にある食材と水と塩をお鍋に入れて火にかけ、2~3分ほど煮立てたらグツグツいっているうちに急いでバスタオルとウールのブランケットに包みます。
私は、夕飯の支度の時に材料を切っておき、夜寝る前にお鍋に入れて火にかけ次の日の朝まで保温することが多いです。
大切なのは、雑菌が繁殖しないように高温を保つこと。そのために、厚手のお鍋を使ったり、量もたっぷり作るのがおすすめです。
具材は色々なんでも。例えば、鶏肉 じゃがいも にんじん 玉ねぎ セロリ、でまずはポトフに。そこからじゃがいもとにんじんを取り出して少し水分をとばして潰し、マヨネーズであえればポテトサラダ。火の通ったプリプリの鶏肉は、刻んでチキンライスや親子丼 照り焼きチキンに、むね肉ならパン粉をつけて揚げれば簡単にチキンカツに。旨味たっぷりのスープで、火の通りやすいアスパラやブロッコリーを煮て卵を落とせばそれだけですごくおいしい一つのスープに。まだ残っていたらシチューにしたりトマトスープにしたり、最後はポタージュにしたり、カレーにしたり。とにかくスープって頼もしいものなんです。
今回は美味しそうなカーボロネロ(黒キャベツ)を農家さんの直売市場で見つけたので、それを美味しく食べたくて挽き肉入りのスープにしてみました。
材料
カーボロネロ 4~5枚(茹でたほうれん草やブロッコリー、小松菜でもいいかも)
にんじん 中2本
じゃがいも 中3個
玉ねぎ1個
にんにく2かけ(なくても)
豚挽き肉200グラムくらい
白ワイン2まわし(料理酒でも)
月桂樹の葉(気分が上がります)
塩 適量
ワインと月桂樹以外を一センチ角に刻んで塩と油で炒め、 ワイン 月桂樹 ひたるくらいの水を入れ2~3分ほどグツグツ煮たったらバスタオルとウールのブランケットできっちり包みます。
食べる時は、少し水を足して塩こしょうで味を整えて。
我が家では、2才児以外のにはクミン コリアンダー 黒胡椒をガリガリとふりかけました。オリーブオイルや粉チーズ、パセリでもいいかも。
これは、カレーかリゾットかパスタソースにしようかと思ってたけど、とても好評でしたので、最後までスープとしていただきました。
2枚目の写真は、適当な配合で自家用に焼いたライ麦パンと目玉焼きとである日のお昼ごはんになった様子です。トマト缶を加えてあります。
まとめて作るこのスープは、私にとっての料理の問題集でもあります。
想像力を働かせて、栄養も考えて、無駄を出さず最後まで美味しく。
冷蔵庫のスープは3日くらいで食べきりたいので、その間はパズルを解くみたいに色々考えます。上手くいくと気持ちがいいし、一つ技を習得した気分です。最後の砦に冷凍という技もありますので、是非気軽にチャレンジしてみてください。
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