2018年11月21日水曜日

シュトーレン

今年もシュトーレンの季節がやってきました。
シュトーレンとは、ドライフルーツやバターをたっぷり使ったヨーロッパの発酵菓子で、クリスマスを待つ1ヶ月ほどの間、熟成させながら少しずつ切り分け楽しむものだそうです。
こんなにおいしいものがあったのかと思った食べ物のひとつで大好きなのですが、バターがたっぷり過ぎるせいか私はいつもお腹がどんよりしてしまうので、Blattではバターなしついでにたまごもなしのシュトーレンを毎年作っています。
日を追うごとに、ドライフルーツの蜜とナッツのオイルが滲み出して、スパイスや生地の香りと渾然一体になる、慈味深くも華やかなお菓子だなと思います。
「食べ頃はいつ?」ってとっても難しい質問で、置けば置くほど熟成するけど、焼いて間もないパンよりの味もめっちゃおいしい。というのが私の正直な感想。
買ってすぐ食べて、そのあとちょっとずつ食べるのがおすすめなんだけど、すぐ全部食べちゃうのがシュトーレンあるあるでもあります。
ちなみに、この写真は去年のシュトーレンを冷蔵庫で一年間保管していたものです。
実験としておいていたのですが、全然カビないまま一年経ってしまいました。
さすがに多少乾燥していますが、なんだかブランデーみたいな濃厚で華やかな香りが出ていておいしかったです。
一年も置くのは全くおすすめしませんが、発酵とか熟成とかおもしろいなぁと思いました。
今年のシュトーレン、明日からお店に並びます。
クリスマスまで毎週水曜日に焼くので、土曜日には売り切れてしまうこともあるかもしれません。
多めに焼くつもりですが、お取り置きも承りますのでお気軽にお問い合わせください。
お待ちしています。




Blatt(パンと靴の店)
11:00~17:30(お取り置きは18:00まで承ります。ご相談ください。)
open:(木)~(土)
cafe:しばらくお休みしています。
P4台あり
千葉市中央区大森町449-19
050-3584-6428
http://blatt-works.com/