2016年5月15日日曜日

ほうき

休日も5時には目覚めてしまうので、家族の寝顔をじっと見てそれに飽きたら起きて掃除します。
掃除はわりと好きな家事です。
掃除機の音と臭いが苦手なので、我が家の掃除は主にほうき掛けです。
休みの日の朝、エプロンをして部屋をほうき掛けしていると、気分はシンデレラです。
東日本大震災での電力不足をきっかけに、掃除をほうきにシフトしてから、ほうきについて調べに調べ、コシが固めの江戸箒、シュロ箒、シュロの鬼毛の箒を使ってみました。
それぞれに良さがあるのですが、総合的に一番使いやすかったのが、お店にも置いてあるシュロ箒でした。
自宅には、畳とフローリング、毛足の長めな絨毯、キリムの4種類の床があるので、それらを総合するとシュロのコシの強さが一番いいように思いました。
絨毯だけなら埃をかきだす力の強い江戸箒、フローリングだけなら優しい当りで軽いシュロの鬼毛の箒でもいいというのが感想です。
シュロ箒の良さは、部屋の角の埃をきっちりかき出せるところ、フローリングにはシュロの油分が薄く移って軽いワックス効果があるところ、ごみをはね飛ばさないので埃が立ちにくいところなどあります。
ある程度コシもあるので、絨毯に箒がけしていると、動物にブラッシングしているような心地さがあって、ごみもとれるし絨毯がふんわりします。
耐久性もすごくて20年もつらしく、たしかにもう3年ほど使っていますが、毛が抜けるということはあまりありません。
掃除機みたいにコンセントを差し替える手間もないし、どんなに薄くて軽い掃除機よりも薄くて軽いです。
柄の長いほうきだと、腰を屈めずテコの原理で楽にお掃除できます。
ごみをあつめる紙パックも使い捨てなくて済むし、買い置きもしなくていいです。
ほうきでお掃除なんてえらいって褒められることもあるけど、断然掃除機より楽チンと思います。
家中から集めた埃が目に見えるもの達成感があって好きです。
そんな訳で、箒がけは楽しくて好きな家事です。
ちなみに、チリトリはプラスチックよりブリキや紙製のものが静電気でチリがくっつかなくてよいです。
私はブリキ製のものを愛用していて、これもお店に置いています。
では、今朝も楽しくお掃除開始です。
雑巾がけもしちゃおうかな~♪